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充実の設備

内視鏡室

当院では胃カメラ・大腸カメラを行う内視鏡室を2部屋ご用意しております。内視鏡検査をスムーズに行うことができます。

内視鏡機器は、NBIシステムを搭載した光源装置、ハイビジョン式拡大内視鏡とハイビジョンモニターを使用して、鮮明な画像から早期癌の発見・診断に努めています。
感染対策として、ポリープ切除術に使用する処置具はすべて、新品の器具を使用しています。さらにクリニック内は徹底した感染対策管理を行っています。

生体監視モニター

DS-8005システム フクダ電子社製

当院では、患者さんに生体監視モニターを装着して内視鏡検査を行っています。これは、検査の始まりから終了するまでの間の血圧測定・脈拍・酸素濃度を自動測定するもので、検査中の呼吸状態・心拍状態を常に把握することでより安全な検査を行っています。

内視鏡用送水ポンプ OFP-2 オリンパス社製

腸管内を随時洗浄することにより、内視鏡スコープの視野を確保します。病変を的確に表出することで見逃すことがありません。スムーズでスピーディーな診断・治療を行うことができる装置です。

内視鏡画像・レントゲンファイリングシステム

当院は、内視鏡検査画像、レントゲン画像をデジタルファイリングシステムで全て保存しています。当院で内視鏡検査を受けた患者さまに、内視鏡写真をお見せしながら説明するだけでなく検査の所見レポートもお渡ししています。

炭酸ガス送気装置 UCR オリンパス社製

従来の大腸内視鏡検査では、空気を使用していましたが、 検査後に大腸内に充満した空気が長時間残存するために「お腹の張り」や 「腹痛」を引き起こし、内視鏡検査が辛い要因の1つとなっていました。
そこで、当院ではすべての大腸内視鏡検査に「炭酸ガス送気装置(UCR)」を導入しています。
これは、空気の代わりに炭酸ガスを注入する装置です。外科領域においては、腹腔鏡手術で20年以上前から導入されており、その安全性、有効性については実証済みです。炭酸ガスを使用することで、検査後の苦痛を大幅に軽減することが可能です。炭酸ガスは、空気に比べて腸管内で速やかに吸収されます(100倍以上)。
そのため、体への負担が大きく軽減します。

高周波焼灼電源装置 ESG-150 オリンパス社製

消化管における早期がんやポリープなどの内視鏡的治療に対応した高周波焼灼電源装置「ESG-150」を導入しています。これにより手技に合わせて内視鏡処置具に供給する電力を制御し、切開・凝固性能を調節が可能となりきめ細やかな治療を可能とします。

糖尿病(ヘモグロビンA1c測定器、血糖)や感染症(CRP)迅速診断装置

Yumizen M100 Banalyst 堀場製作所社製

微量の血液で糖尿病や感染症のスクリーニングに役立つヘモグロビンA1cやCRP、高感度CRPなどの項目を院内で即時検査できます。
診察前に結果が出ますので、糖尿病の患者さまに高い質の医療を提供出来ます。

自動血球計数CRP測定装置

Microsemi LC-767CRP 堀場製作所社製

貧血や感染症などの診断に有効な血算18項目とCRP濃度の同時測定します。院内で迅速な検査結果を提供します。

X線撮影装置

CLINIX III 富士フイルムヘルスケア社製

コンパクトサイズでありながら、最高管電圧150kV出力が可能です。胸部高圧撮影にも十分に対応できて、患者さまの体型を問わず、幅広い撮影に対応出来ます。迅速かつ正確な診断が可能です。

AI画像解析ソフト

EIRL Chest Nodule

胸部X線(レントゲン)検査は、肺炎の診断や肺がんの早期発見のために日々数多く実施されている検査です。胸部の症状があるときは当然ですが、症状がないときでも健診などで病気の早期発見のため定期的に受ける必要がある検査です。
当院は、先端的な技術を活用して診療の質を高めることに尽力しています。その一環の取り組みとして、肺がんなどの早期発見や発見率の向上を目指し、2023年7月から胸部X線検査の診断に最新の医療技術である人工知能(AI)技術を導入いたしました。導入した技術は、AIの開発、臨床応用に定評と実績のあるエルピクセル株式会社のAI画像解析ソフト「EIRL Chest Nodule」です。医師とAIとによるダブルチェックにより、胸部X線検査の異常陰影を的確に診断するよう努めます。
画像診断支援AIは、膨大なデータと学習に基づいて、異常な所見や疾患の兆候を検出し、診断を補助する役割を果たします。AIの解析結果を確認し最終的な診断は熟練した医師が行います。これにより、精度の向上した診断結果を患者様に迅速にお伝えすることが可能となりました。当院で実施する全ての胸部X線検査を無料でAI診断を実施しています。
AI技術は常に進化しており、今後もさらなる精度の向上が期待されます。当院では最先端医療を今後も積極的に取り入れることにより、より質の高い医療を患者さまに提供できるよう努めてまいります。

心電図

不整脈など心臓の動きを詳しく知りたい時に使用します。

超音波検査機

【超音波検査とは何ですか?】

超音波検査では、エコーとも呼ばれる高い周波数(20kHz以上)の音波を使用します。音波と言っても人の耳では聞くことができない高い音です。この超音波を人は聞くことができませんが、こうもりやイルカなどの動物では感知することができます。医療への超音波の活用は、第二次世界大戦中に発達した金属探傷器、潜水艦探知技術をもととなり、1940年代のアメリカで研究が開始されました。初期の超音波検査装置は巨大な機械で低解像度の画像しか得られませんでしたが、近年の鏡超音波装置は高性能で高解像度画像が得られるうえに装置が小型で移動も容易です。

超音波を体の表面にあてて、体内の臓器(甲状腺、血管、肝臓、胆のう、膵臓など)に反射し、反射してきた超音波の情報を解析・画像化することで病気の有無などを評価します。何にあたって反射してきたかによって受け取る情報が変わるため、体内の様子を知ることが可能となります。この原理で、超音波検査では体内の臓器や血管などの状態がどのようになっているか、痛みもなくリアルタイムに把握することができます。超音波検査では、空気や骨に遮断されていない限り、多くの臓器に対応してみることができ、良性腫瘍からがんや動脈硬化まで、幅広い病気の検出や評価します。

 

【超音波検査のメリット】

1) 痛みがなく、体に負担がない
体外から超音波を当てるだけの検査ですので苦痛がありません。胎児や妊婦に影響がないため妊婦検診でも使用される侵襲のない安全な検査です。

2)多くの臓器や血管を立体的に観察ができる
肝臓、胆のう、膵臓・腎臓、脾臓、甲状腺などの臓器の他、頚動脈の血管エコーも行います。また、装置を様々な角度から当てることで、病変を立体的に把握することが可能です。

3)前処置が不要でリアルタイムに病変の観察ができる
超音波検査では大腸カメラのような前処置(下剤を飲むなど)が不要です。体内の様子をリアルタイムに観察できます。そのため、尿管結石、胆石症、急性虫垂炎、甲状腺炎など急性疾患の診断にも有用です

【超音波検査のデメリット】

1) 空気や骨の観察が苦手
観察する範囲に空気や骨があると正確な評価ができません。空気が含まれる消化管は胃カメラ検査や大腸カメラ検査で正確に診断することができます。

2) 皮下脂肪の多い方では観察が難しい場合もある
皮下脂肪が厚いと体内の臓器に超音波が届きにくいため、超音波での観察が困難なことがあります。

3) 検査を行う術者の技量が影響する。

認定超音波検査士の資格を有する臨床検査技師が検査を担当し、専門医と緊密に連携しておりますので正確な診断が可能です。どうぞご安心ください。

 

【腹部超音波検査とは何ですか?】

腹部超音波検査は、おなかの中の臓器や状態を評価するための侵襲がない(負担がない)検査方法です。肝臓、胆のう、膵臓、胆管、脾臓、腹部大動脈などに病気や変化がないかを詳細に観察します。

腹部超音波検査により見つかる病気
脂肪肝、慢性肝疾患、肝細胞がん等の肝腫瘍、胆のうポリープ、胆のう結石、胆のう腫瘍、胆のう腺筋腫症、総胆管結石、胆管がん、膵がんなどの膵腫瘍、膵のう胞、脾腫、脾腫瘍、腎結石、腎腫瘍、水腎症、尿管結石、膀胱炎、膀胱結石、膀胱がん、副腎腫瘍、急性虫垂炎、腹水などの診断に有用です。

腹部超音波検査前に必要な準備
消化管内に食事や空気が入っていると明瞭な画像が得られなくなるため、検査前6時間は食事を控えてください。牛乳やチーズなどの脂肪分を含む食品の摂取も控えてください。脂肪を含む食品を摂取すると胆のうが収縮し観察ができなくなります。排尿してしまうと膀胱などの臓器が見えにくくなってしまうため、可能な範囲で尿を溜めておいてください。

 

【頚頚動脈超音波検査とは何ですか?】

首の表面に超音波をあてて、頚動脈の血流や頸動脈の壁の厚さを評価し、血栓の有無や動脈硬化の程度を評価します。これは全身の動脈硬化の程度をはかる指標となっています。脳卒中や狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患と関連する動脈硬化によるリスクを推測できます。

虚血性疾患のリスクが高い下記の病状がある方は定期的に頸動脈超音波検査を受けましょう
高血圧
糖尿病
高コレステロール血症(脂質異常症)
脳卒中や心臓病の家族歴がある
最近、一過性虚血発作(TIA)または脳卒中を経験した

【頸動脈超音波検査前に必要な準備】

襟(えり)のない、または襟の開いたシャツをなどの上着でお越しください。
ネックレスやぶら下がったイヤリングはつけないでください。

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