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大動脈瘤

腹部大動脈瘤はその名の通り、お腹にある大動脈がコブ状に膨らみ、最終的には破裂して死に至ることもある病気です。

症状は破裂するまで全くないことも多く、実際に破裂してしまうと4~5人に1人しか助からないと言われています。一方で、破裂する前に見つかり、適切な時期に手術をすれば95%以上の手術成功率が期待できます。

通常、腹部大動脈は直径が1.5~2cm程度ですが、これが3cm以上になった場合に腹部大動脈瘤と診断します。直径が大きくなればなるほど破裂する危険性が高くなるため、4 cm以上の場合には専門医(循環器内科、心臓血管外科)を受診し、経過をみながら手術の時期を検討する必要があります。一般的には5.5cm以上ある場合や、半年で0.5cm以上大きくなっている場合では手術を考慮することになります。

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