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気管支喘息

気管支喘息とは気管支に慢性の炎症、狭窄が起こることで、呼吸困難を来す疾患です当院では、問診や身体診察に加えて、採血検査、アレルギー検査、胸部レントゲン検査、心電図検査などを行い、確定診断に努めています。

喘息は、発作につながる可逆性の気道閉塞と気道過敏性とともに慢性の気道炎症とその結果引き起こされる気道傷害から成り立つ疾患です。したがって、治療する場合には、発作あるいは喘息症状だけではなく、背景にある気道炎症も治療することが発作を起こさないことにつながります。当院ではガイドラインに沿って、患者毎に喘息の重症度を判定し、症状に対する治療と炎症を抑え症状を予防する治療(長期管理)の両面から、適切な薬物治療を行います。 症状の治療には即効性の気管支拡張薬、長期管理としては、吸入ステロイド薬を基本薬として継続し、必要に応じて他の薬剤を併用して無症状の状態を維持することを目標とします。患者さんには、症状がないときにも薬剤の服用を遵守し、喘息の原因への曝露を回避するよう指導します。良い生活環境にはフローリング、週3回以上の掃除、寝具の衛生管理が重要とされています。

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