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大腸がん

大腸がんは、大腸(結腸・直腸)に発生するがんで、腺腫という良性のポリープががん化して発生するもの(adenoma-carcinoma sequence、serrated pathway)と、正常な粘膜から直接発生するもの(de novo発癌)があります。

死亡数(2019年)では、男性は、肺がん、胃がんについで第3位、女性では今では乳がんをにこえて第1位になりました。大腸がんは、早期発見でほとんどは完治が期待でき、前がん病変であるの大腸ポリープを切除することで将来の大腸がん発生を予防できる数少ないがんです。したがって、これまでの検診で行われてきた便潜血検査だけではなく、今後、対策型検診としても大腸内視鏡検査を効果的に取り入れていくことが検討されてきています。大腸内視鏡検査では全てのポリープを切除するクリーンコロン化を行うことで、大腸がんの死亡リスクが79%から90%低下することが出来るとされています。大腸がんは、全大腸内視鏡検査の介入によりその発生を減少、予防することが出来るがんです。

早期の段階では自覚症状はほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。症状としては、血便(便に血が混じる)、下血(腸からの出血により赤または赤黒い便が出る、便の表面に血液が付着する)、下痢と便秘の繰り返し、便が細い、便が残る感じ、おなかが張る、腹痛、貧血、体重減少などがあります。最も頻度が高い血便、下血は、痔などの良性の病気でもみられるため、そのままにしておくとがんが進行してから見つかることがあります。血便の場合、大腸がんの早期発見のために早めに消化器内科などを受診することが大切です。がんが進行すると、慢性的な出血による貧血や、腸が狭くなることによる便秘や下痢、おなかが張るなどの症状が出ることがあります。さらに進行すると腸閉塞となり、便は出なくなり、腹痛、嘔吐などの症状が出ます。大腸がんの転移が、肺や肝臓の腫瘤として先に発見されることもあります。早期の大腸がんや前がん病変の大腸ポリープには自覚症状がほとんどありません。そのため、内視鏡による治療で完治が望める早期発見や将来の大腸がん予防のためには、自覚症状がない時点で大腸内視鏡検査を受けることが大切です。

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