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胃腸の不調、便潜血陽性、血便を「様子見」で終わらせないために

胃痛、胃もたれ、腹痛、下痢、便秘、血便、便潜血陽性などの症状や健診異常は、よくある不調に見えても、胃・大腸の病気が隠れていることがあります。

特に、便潜血検査で陽性を指摘された場合や、目で見て分かる血便がある場合は、痔だけと自己判断せず、大腸カメラによる確認が大切です。大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患などは、早めに見つけることで治療の選択肢が広がることがあります。

永田胃腸・消化器医院では、消化器内視鏡専門医・指導医が、胃カメラ検査、大腸カメラ検査、大腸ポリープの日帰り治療、IBD診療まで、地域の皆さまに専門的で分かりやすい医療を提供します。

まずご確認ください

便潜血陽性を指摘された方へ
便潜血検査で陽性となった場合、症状がなくても大腸ポリープや大腸がんなどが隠れていることがあります。自己判断で放置せず、大腸カメラ検査による精密検査をご相談ください。

血便が出た方へ
血便の原因には、痔のほか、大腸ポリープ、大腸がん、炎症性腸疾患、虚血性大腸炎、感染性腸炎などがあります。出血の量が少ない場合でも、繰り返す場合や腹痛・下痢を伴う場合は、早めの受診をおすすめします。

当院では、血便・便潜血陽性でお困りの方に対して、予約不要の血便迅速外来を設けています。午前中の早い時間に受診いただければ、状況により当日午後に大腸カメラ検査をご案内できる場合があります。

「どの診療を受ければよいか分からない」という方も、症状やお困りごとに合わせて、下記の項目からご確認ください。

お困りごと 考えられる対応 ご案内ページ
血便が出た 出血の原因確認、大腸カメラの必要性判断 予約不要の血便迅速外来
便潜血陽性と言われた 大腸がん・大腸ポリープの精密検査 予約不要の血便迅速外来便潜血陽性ページ
大腸カメラが怖い 鎮静剤を使用した苦痛に配慮した検査 苦痛の少ない大腸カメラ検査
忙しくて何度も通院できない 胃カメラと大腸カメラの同日検査 胃カメラ・大腸カメラ同日検査
朝の時間を使いたい 午前中に大腸カメラ検査 モーニング大腸カメラ
女性医師を希望したい 女性医師による検査日のご確認 女性医師による内視鏡検査
下剤が不安 前処置薬の選択肢をご確認 選べる下剤・前処置薬
IBDの治療を相談したい 潰瘍性大腸炎・クローン病の専門診療 IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)専門外来
お刺身を食べた後から胃が痛い アニサキスの可能性を確認 アニサキス迅速外来
腸内環境を調べたい 腸内フローラ検査が受けられます 腸内フローラ判定検査「マイキンソー」

このような症状は早めにご相談ください

次のような症状がある場合は、自己判断で様子を見続けず、消化器内科への受診をご検討ください。

・便潜血検査で陽性を指摘された
・血便が出た、便に血が混じる
・黒い便が出る
・便が細くなった
・便秘や下痢を繰り返す
・腹痛が続く、または強くなっている
・胃痛、胃もたれ、胸やけが続く
・食欲不振や体重減少がある
・貧血を指摘された
・ご家族に大腸がん、大腸ポリープ、胃がんの方がいる

症状が軽くても、続いている場合や繰り返す場合には、検査で原因を確認することが大切です。当院では、胃カメラ、大腸カメラ、腹部エコー、血液検査などを組み合わせて、症状に応じた診療を行っています。

当院で対応している主な検査・診療

  • 胃カメラ検査
  • 大腸カメラ検査
  • 胃カメラ・大腸カメラ同日検査
  • 大腸ポリープの日帰り切除
  • 便潜血陽性・血便の精密検査
  • ピロリ菌検査・除菌治療
  • 腹部エコー検査
  • IBD、潰瘍性大腸炎・クローン病の診療
  • 脂肪肝・肝機能異常の診療
  • 腸内フローラ検査

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よくあるご質問

Q. 便潜血検査で陽性と言われました。痔だと思うのですが、大腸カメラは必要ですか?

A. 便潜血検査で陽性となった場合、痔からの出血が原因であることもありますが、自己判断で「痔だろう」と決めつけてしまうのはおすすめできません。

便潜血陽性の背景には、大腸ポリープ、大腸がん、炎症性腸疾患、憩室出血などが隠れていることがあります。特に大腸がんや大腸ポリープは、初期には自覚症状がほとんどないこともあります。

便潜血検査は、便の中に血液が混じっていないかを調べる検査です。陽性になった場合は、出血の原因を確認するために、大腸カメラによる精密検査をご相談ください。

Q. 便潜血検査で2回のうち1回だけ陽性でした。様子を見てもよいですか?

A. 2回法の便潜血検査で1回だけ陽性の場合でも、精密検査の対象になります。

大腸ポリープや大腸がんからの出血は、毎日続くとは限りません。そのため、「1回だけ陽性だから大丈夫」とは言い切れません。症状がなくても、便潜血陽性を指摘された場合は、一度大腸カメラで確認することが大切です。

Q. 血便が一度だけ出ました。受診した方がよいですか?

A. 一度だけの血便でも、原因を確認しておくことをおすすめします。

血便の原因としては、痔、切れ痔、感染性腸炎、虚血性大腸炎、大腸ポリープ、大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病など、さまざまな病気が考えられます。

特に、血便を繰り返す場合、腹痛や下痢を伴う場合、便が細くなった場合、体重減少や貧血を指摘されている場合は、早めに消化器内科へご相談ください。

Q. 血便がある場合、すぐ大腸カメラ検査になりますか?

A. 血便がある場合でも、必ずその場で大腸カメラ検査を行うわけではありません。

まず診察で、出血の量、便の色、腹痛や下痢の有無、発熱、貧血の有無、これまでの病歴、内服薬などを確認します。そのうえで、必要に応じて血液検査、腹部診察、大腸カメラなどを検討します。

当院では、血便や便潜血陽性でお困りの方に対して、予約不要の血便迅速外来を設けています。午前中の早い時間に受診いただいた場合、診察の結果や検査枠の状況により、当日午後に大腸カメラをご案内できる場合があります。

Q. 大腸カメラ検査は痛いですか?

A. 大腸カメラ検査に対して、「痛そう」「怖い」「つらそう」という不安をお持ちの方は少なくありません。

当院では、鎮静剤の使用、内視鏡挿入時の工夫、検査中の苦痛への配慮などにより、できるだけ安心して検査を受けていただけるよう努めています。鎮静剤を使用することで、ウトウトした状態で検査を受けられる方も多くいらっしゃいます。

ただし、痛みの感じ方には個人差があり、腸の長さや癒着の有無、過去の手術歴などによっても異なります。不安が強い方は、診察時に遠慮なくご相談ください。

Q. 鎮静剤を使った場合、検査後すぐに帰れますか?

A. 鎮静剤を使用した場合は、検査後に院内でしばらく休んでいただきます。意識がはっきりし、ふらつきがないことを確認してからご帰宅となります。

鎮静剤を使用した当日は、自動車、バイク、自転車の運転はできません。ご家族様の送迎や公共交通機関の利用をご検討ください。

Q. 胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同じ日に受けることはできますか?

A. 胃と大腸に検査の必要性のある症状や検査結果があるなど医師の判断のもとで、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同じ日に受けることが可能です。

同日検査は、何度も通院する時間が取りにくい方、遠方から来院される方、胃と大腸をまとめて確認したい方にとってメリットがあります。

ただし、年齢、持病、内服薬、体調、検査枠の状況などにより、同日検査が適さない場合もあります。ご希望の方は、事前にご相談ください。

Q. 大腸カメラ検査前の下剤が不安です。下剤は選べますか?

A. 大腸カメラ検査では、腸の中をきれいにするために前処置薬を内服する必要があります。下剤に不安がある方、以前の検査でつらかった方もいらっしゃると思います。

当院では、患者さんの状態やご希望、腎機能、既往歴などを確認したうえで、使用する前処置薬を検討しています。すべての方が自由に選べるわけではありませんが、「飲む量が心配」「味が苦手」「以前つらかった」などの不安がある方は、診察時にお伝えください。

Q. 女性医師による大腸カメラ検査は可能ですか?

A. 当院では、女性医師による内視鏡検査を行っている日があります。

「男性医師には相談しにくい」「大腸カメラ検査に抵抗がある」「できれば女性医師を希望したい」という方は、予約時にご相談ください。診療日や検査枠の状況により、ご希望に添えない場合もありますが、できる限り配慮いたします。

Q. 朝の時間を使って大腸カメラ検査を受けることはできますか?

A. 当院では、朝の時間帯を活用したモーニング大腸カメラ検査を行っています。

お仕事やご家庭の都合で日中の時間が取りにくい方、できるだけ早い時間に検査を済ませたい方に適した検査方法です。実施日や予約枠には限りがありますので、ご希望の方は早めにご相談ください。

Q. 胃痛や胃もたれだけでも胃カメラ検査を受けた方がよいですか?

A. 胃痛、胃もたれ、胸やけ、吐き気、食欲不振などが続く場合は、胃カメラ検査で原因を確認することがあります。

原因としては、逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染、機能性ディスペプシア、まれに胃がんなどが考えられます。

一時的な症状で改善することもありますが、症状が続く場合、繰り返す場合、体重減少や貧血を伴う場合は、早めにご相談ください。

Q. 腹痛や下痢、便秘が続く場合も大腸カメラ検査が必要ですか?

A. 腹痛、下痢、便秘、残便感、お腹の張りなどが続く場合、症状や経過によっては大腸カメラ検査を検討します。

過敏性腸症候群のような機能的な病気のこともありますが、大腸ポリープ、大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、感染性腸炎、虚血性腸炎などが隠れていることもあります。

特に、血便、体重減少、貧血、発熱、夜間の下痢、便が細くなったなどの症状を伴う場合は、自己判断せず受診をご検討ください。

Q. IBD、潰瘍性大腸炎、クローン病の相談はできますか?

A. 当院では、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、いわゆるIBDの診療にも対応しています。

下痢、血便、腹痛、発熱、体重減少などが続く場合、IBDが原因となっていることがあります。すでに診断を受けている方の治療相談、症状が再燃している方、治療方針について相談したい方もご相談ください。

病状によっては、基幹病院と連携しながら診療を行います。

Q. お刺身を食べた後から急に胃が痛くなりました。アニサキスでしょうか?

A. お刺身やしめさば、イカ、サバ、アジ、サンマ、ヒラメなどの魚介類を食べた後、数時間以内に強い胃痛、吐き気、みぞおちの痛みが出た場合、アニサキス症の可能性があります。

アニサキスが疑われる場合、胃カメラで確認し、見つかった場合には内視鏡で摘出します。強い胃痛がある場合は、早めにご相談ください。

Q. どのページを見ればよいか分かりません。まず何をすればよいですか?

A. 症状や健診異常によって、必要な検査や受診方法は異なります。

便潜血陽性、血便、強い腹痛、症状が続いている場合は、自己判断で様子を見続けず、まずは消化器内科へご相談ください。

当院では、胃カメラ、大腸カメラ、腹部エコー、血液検査、便検査などを組み合わせて、症状に応じた診療を行っています。ど

参考文献

国立がん研究センター がん情報サービス「大腸がん検診について」

国立がん研究センター「有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン 2024年度版」

日本消化器がん検診学会「大腸がん検診マニュアル」

日本消化器内視鏡学会「大腸がん検診・大腸内視鏡検査 Q&A」

日本消化器内視鏡学会「内視鏡診療における鎮静に関するガイドライン 第2版」

この記事の執筆者

理事長・院長 永田 浩一

略歴
1996年 国立群馬大学医学部医学科卒業
1996年-2001年 東京女子医科大学 附属第二病院(現 足立医療センター) 外科
2001年-2007年 昭和大学 横浜市北部病院 消化器センター
2007年-2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科
2011年-2014年 亀田メディカルセンター 消化器科・放射線科 部長
2014年-2015年 NTT東日本伊豆病院 健診センター 特任部長
2015年-2019年 国立がん研究センター 検診研究部 検診評価研究室長
2018年4月-現在 国立がん研究センター 中央病院 検診センター (併任)
2019年4月-2026年3月 福島県立医科大学 消化器内科学講座 特任教授

資格
消化器内視鏡認定医・専門医・指導医
消化器病専門医・指導医
消化器がん検診総合認定医・消化器がん検診指導医
外科認定医・認定登録医
胃腸科専門医
難病指定医
便通マネージメントドクター
アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員
アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員
医学博士(昭和大学):学位論文
Polyethylene glycol solution (PEG) plus contrast-medium vs. PEG alone preparation for CT colonography and conventional colonoscopy in preoperative colorectal cancer staging. Int J Colorectal Dis 2007; 22: 69-76.

学会役員やジャーナルの役職など
Honorary Editors-In-Chief (International Journal of Radiology), Editorial Board Member (World Journal of Gastroenterology, World Journal of Radiology, World Journal of Gastrointestinal Endoscopyなど7英文誌)
日本消化器内視鏡学会 関東支部評議員
消化管先進画像診断研究会(GAIA) 代表世話人
元 日本消化器がん検診学会 代議員
日本消化器がん検診学会 大腸CT検査技師認定委員会 副委員長
日本消化器がん検診学会 編集委員会委員
元 日本消化器がん検診学会 教育・研修委員会委員
元 日本消化器がん検診学会 編集委員会 用語集改訂小委員会委員
日本大腸検査学会 評議員

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