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胃カメラ・大腸カメラ同日検査

胃カメラも大腸カメラも「一度に」!永田胃腸・消化器医院の同日検査のメリット

  • 「胃も大腸も、どちらも検査した方がいいって言われたけど、何日も病院に行くのは大変…」
  • 「それぞれの検査で、また下剤を飲んだり、食事制限したりするのはつらい…」
  •  浜松・磐田・掛川など、遠方からお越しの患者様に特に選ばれています。

胃カメラと大腸カメラ、両方の検査を勧められたものの、時間や身体的な負担を考えると、なかなか一歩を踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 静岡県袋井市の永田胃腸・消化器医院では、患者さんのご負担を軽減し、より効率的に、そして安心して検査を受けていただくために、胃カメラ大腸カメラの同日検査(一回の来院で両方の検査を行うこと)を積極的に行っています。この記事では、同日検査のメリットや、当院の取り組みについて詳しくご説明します。

胃・大腸同日検査の大きなメリット

胃カメラと大腸カメラを同日に行うことには、患者さんにとって多くのメリットがあります。

来院回数を減らせる

最も大きなメリットは、来院回数を一回に減らせることです。別々に検査を受ける場合、最低でも2回の来院が必要になります。仕事や家庭の都合で忙しい方にとって、何度も病院に足を運ぶのは大きな負担です。同日検査なら、貴重な時間と手間を大幅に節約できます。

検査前の食事制限・下剤服用が一度で済む

胃カメラ大腸カメラともに、検査前には食事制限が必要です。特に大腸カメラでは、腸をきれいにするために大量の下剤を服用しなければなりません。別々に検査を行うと、それぞれの検査のたびに食事制限や下剤服用を行う必要がありますが、同日検査ならこのつらい準備が一度で済みます。

鎮静剤の使用も一度でOK

当院では、患者さんの苦痛を和らげるために、ご希望に応じて鎮静剤を使用しています。同日検査の場合、一度の鎮静剤の使用で胃も大腸も検査できるため、身体への負担をさらに軽減できます。目覚めた時には両方の検査が終わっているので、「あっという間に終わった」と感じる方も多いです。

異常の早期発見に繋がりやすい

胃と大腸は、どちらも消化器系の重要な臓器です。自覚症状がなくても、両方の検査を同時に行うことで、より広範囲にわたる病変の早期発見に繋がる可能性が高まります。例えば、「胃の調子が悪い」と思っていたら大腸にも異常が見つかった、というケースも少なくありません。

経済的な負担軽減に繋がる場合も

別々に検査を行う場合と比べて、検査費用全体が高くなるわけではありません。診察料や基本検査料が一度で済むため、結果的に経済的な負担が軽減される場合もあります。

胃カメラ・大腸カメラを同じ日に受けることには意味があります

JAMA Internal Medicine掲載論文から

米国の一流医学雑誌に掲載された医学論文でも、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を、医学的に問題がなければ同じ日に行うことは、患者さんにとって理にかなった方法であることが示されています。JAMA Internal Medicineに掲載された研究では、同日実施は患者さんファーストの方法であり、別々の日に2回に分けるよりコストも少なくなりやすいと述べられています。JAMA Internal Medicine に掲載された論文では、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同じ日に行える可能性があるにもかかわらず、別々の日に分けて行われているケースについて調べられました。

Wang P, Hutfless SM, Shin EJ, et al. Same-Day vs Different-Day Elective Upper and Lower Endoscopic Procedures by Setting. JAMA Intern Med 2019;179:953–963.

同日検査のメリット

胃カメラと大腸カメラを別々の日に受ける場合、来院・説明・点滴・鎮静・帰宅後の調整などを2回行うことになります。
一方、同日検査であれば、来院回数を減らしやすく、鎮静や点滴も1回で済む可能性があり、仕事や家事の予定調整もしやすいという利点があります。論文でも、別日に分ける方法は、患者さまの不便、再度の静脈確保、麻酔・鎮静に関連したリスクの追加につながりうると指摘されています。

論文では何が示されたのか

この研究では、米国の外来施設で行われた胃カメラと大腸カメラの組み合わせを解析し、同日にできる可能性があるのに別日に分けて実施されていた割合を調べています。
その結果、別日実施率は病院外来では13.6%、クリニックで47.7%と差がありました。著者らは、この差を質改善や医療費削減の余地として捉えています。

「1日で終わる」ことは、患者さまにとって大きな価値です

胃カメラ・大腸カメラを同日に行うことには、単に“効率がよい”というだけでなく、

  • 受診回数を減らせる
  • 休みを取りやすい
  • 検査前後の不安を何度も繰り返さずに済む
  • 鎮静を使う場合も1回で済む可能性がある

といった、患者さまにとっての実際的なメリットがあります。論文でも、同日実施は patient-centered(患者さんファースト)な方法と表現されています。

ただし、すべての方に同日検査が向くわけではありません

もちろん、同日検査が常に最適とは限りません。
全身状態、服用中のお薬、出血リスク、鎮静の適応、症状の緊急性、前処置の進み具合などによっては、別日に分けた方が安全で適切な場合もあります。今回の論文でも、臨床的な事情で別日が妥当となる患者さまがいること自体は否定していません。そのうえで、安全に同日でできるケースまで routineに分けてしまうことは、見直しの余地があるという問題提起をしています。

当院の考え方

永田胃腸・消化器医院では、患者さんの症状、年齢、体調、内服薬、鎮静の希望、検査目的などを確認したうえで、医学的に適切で安全性に配慮できる場合には、胃カメラ・大腸カメラの同日検査は合理的な選択肢と考えています。

  • 「何度も通院するのは大変」
  • 「できれば1日でまとめたい」
  • 「鎮静を使うなら1回で済ませたい」

そのようなお考えがある方は、診察時にご相談ください。
患者さまごとに、同日検査が向いているかどうかを丁寧に判断いたします。

どのような方におすすめ?同日検査を検討したいケース

以下のような方は、胃・大腸同日検査を特におすすめします。

  • これまで一度も胃カメラ・大腸カメラ検査を受けたことがない方
  • 便潜血検査で陽性だったが、胃の症状も気になる方
  • ご家族に胃がんや大腸がんの既往歴がある方
  • 多忙で、検査のために何度も時間を確保するのが難しい方
  • 下剤の服用や検査に対する不安が強く、一度に済ませたい方
  • 鎮静剤・鎮痛剤を1回にまとめて、体への負担を減らしたい方
  • 1日の絶食・前処置(下剤)で、効率的に胃腸の異常を精査されたい方
  • 胃と大腸の両方に不安がある方

よくあるご質問

Q:同日に受けて精度が落ちることはありませんか?

A:ご安心ください。同日に行うことで観察の精度が下がることはありません。むしろ、一度の鎮静でリラックスした状態で両方の検査を行えるため、より詳細な観察が可能になる場合もあります。

Q:検査時間はどのくらいですか?

A:胃カメラと大腸カメラを合わせて、検査自体は概ね30分程度です。その後、鎮静剤が覚めるまで30分ほど院内のソファでゆっくりお休みいただきます。

Q:胃腸の症状はありませんが、検査を受けることは可能ですか?

A:可能です。ただし、保険診療になる場合と自費診療になる場合があります。症状がなくても検診や人間ドックなどで胃のバリウム検査で異常を指摘されたり、ピロリ菌検査が陽性になったり、便潜血陽性になった場合などでは、保険診療で実施することが可能です。一方で、胃腸の症状が全くなく、検診や人間ドックで異常を指摘されておらず、念のために検査をご希望される場合には自費し尿となります。

まずは永田胃腸・消化器医院にご相談ください

胃・大腸同日検査は、患者さんの時間的・身体的負担を大幅に軽減できる非常に有効な検査方法です。しかし、患者さんの状態によっては同日検査が適さない場合もありますので、まずは当院にご相談ください。 永田胃腸・消化器医院では、患者さん一人ひとりに最適な検査プランをご提案し、安心して検査を受けていただけるよう、経験豊富な医師とスタッフが全力でサポートいたします。どんな些細なことでも、お気軽にお問い合わせください。 あなたの健康を守るために、私たち永田胃腸・消化器医院が全力でサポートいたします。

参考文献

Choi GJ, et al. Comparison of procedural sequence in same-day bidirectional endoscopy: a systematic review and meta-analysis.

Wang P, et al. Same-Day vs Different-Day Elective Upper and Lower Endoscopic Procedures by Setting. JAMA Internal Medicine. 2019.

Urquhart J, et al. A closer look at same-day bidirectional endoscopy.

日本消化器内視鏡学会 内視鏡診療における鎮静に関するガイドライン(第2版)

ASGE Guidelines for sedation and anesthesia in GI endoscopy (2018)

Bowel preparation for colonoscopy: European Society of Gastrointestinal Endoscopy (ESGE) Guideline – Update 2019

この記事の執筆者

理事長・院長 永田 浩一

略歴
1996年 国立群馬大学医学部医学科卒業
1996年-2001年 東京女子医科大学 附属第二病院(現 足立医療センター) 外科
2001年-2007年 昭和大学 横浜市北部病院 消化器センター
2007年-2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科
2011年-2014年 亀田メディカルセンター 消化器科・放射線科 部長
2014年-2015年 NTT東日本伊豆病院 健診センター 特任部長
2015年-2019年 国立がん研究センター 検診研究部 検診評価研究室長
2018年4月-現在 国立がん研究センター 中央病院 検診センター (併任)
2019年4月-現在 福島県立医科福島県立医科大学 消化器内科学講座 特任教授(併任)

資格
消化器内視鏡認定医・専門医・指導医
消化器病専門医・指導医
消化器がん検診総合認定医・消化器がん検診指導医
外科認定医・認定登録医
胃腸科専門医
難病指定医
便通マネージメントドクター
アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員
アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員
医学博士(昭和大学):学位論文
Polyethylene glycol solution (PEG) plus contrast-medium vs. PEG alone preparation for CT colonography and conventional colonoscopy in preoperative colorectal cancer staging. Int J Colorectal Dis 2007; 22: 69-76.

学会役員やジャーナルの役職など
Honorary Editors-In-Chief (International Journal of Radiology), Editorial Board Member (World Journal of Gastroenterology, World Journal of Radiology, World Journal of Gastrointestinal Endoscopyなど7英文誌)
日本消化器内視鏡学会 関東支部評議員
消化管先進画像診断研究会(GAIA) 代表世話人
元 日本消化器がん検診学会 代議員
日本消化器がん検診学会 大腸CT検査技師認定委員会 副委員長
日本消化器がん検診学会 教育・研修委員会委員
日本消化器がん検診学会 編集委員会 用語集改訂小委員会委員
日本大腸検査学会 評議員

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